昭和だけの話ではない、ラブホテルでのマジックミラーを使った盗撮やのぞき。いまだにそんな古い手口を好む人間がいるので犯行がなくなりません。撮られたものがネットで販売などされればデジタルタトゥーとなり、一生消すことができません。今日はそんなマジックミラーの見分け方をお話します
目次
1、マジックミラーとは?
2、マジックミラーの盗撮やのぞきの犯行例
3、マジックミラーの見分け方は?
4,マジックミラーを発見した時にはどうする?
5、まとめ
1、マジックミラーとは?
明るい側からは鏡に見えるが暗い側からは向こうが見えるという用途に使われるビームスプリッターである。ミラーガラスとも。透過率と反射率(後述)が等しいものはハーフミラーと呼ぶ。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
ドラマでも良くみかけますが、警察の取調室にも似たようなものがあり、控室から取り調べの様子はわかりますが、取調室からは控室がみえませせんよね。サングラスにもミラーガラスというのがあります。見た目ギラギラしたやつですね。そういったものがラブホテルに設置されているのです。
マジックミラーの場合、光の一部を反射して一部を透過させています。
これを明るい部屋(あるいは野外)と暗い部屋の間に置くと、明るい部屋側からの光の一部が反射することによりそちらからは鏡に見え、一部が透過することによりくらい部屋側からは半透明な窓の様に見えるのです。
当然、暗い部屋側からの光も同様に漏れてはいますが、光量が少ないためみえません。
2、マジックミラーの盗撮やのぞきの犯行例
ラブホテルの一室が、特別にマジックミラーの仕様に工事されます。実際、知り合いの業者もいまだに工事の依頼があるという話をしていました。勿論、のぞきを理由になどしませんが。。。
そんなマジックミラーの工事をされたラブホテルの部屋であると知らないまま利用すると、中での行為は全て隣室から丸見えになります。
ショーの様に、会員制のクラブに入っているメンバーにグループで覗をさせることもありますし、カメラを設置して盗撮し、それを会員制の面バーにぼかしなしで販売していたりします。その場合は、摘発を逃れるために一般公開などをしているわけではありませんが、どれだけの人数に配布されているのかわかりませんので不気味に被害が膨らみます。
昔、夫婦で盗撮シリーズのDVDにうつっているのは自分たちではないか?と悩まれた人もいました。ラブホテルを利用していれば、誰もが被害に遭うリスクはあるのです。
3、マジックミラーの見分け方は?
●自分の爪を鏡に当てる
構造は1でお話した通りで、厚みの違いを使って確かめます。自分の爪を鏡に当ててもらうと、鏡に映っている爪と、自分の爪が写真のように離れて見えたら鏡。離れて見えたらマジックミラーです。
●LEDライトなどを鏡に当てる
これでもわかりにくい場合は、LEDなど懐中電灯やスマホのライトなど光量の強い物を鏡に向かって照らしてもらうと、無効が見えたらマジックミラーです。この行為を行い、向こうで見ている人と目が遭ったというような怖い体験をされた人もいました。。。
天井などの鏡を確かめる時は、指は届きませんので、椅子に上ってライトで確かめるしかないですね。
4,マジックミラーを発見した時にはどうする?
発見した際に、自分で文句を言いに行く人もいますが、これは危険です。多くは、反社とつながりがありしのぎなどで行われていることですので、怖い人が出てきてさらわれたり埋められたりという事も可能性としてあります。
まず、見つけた時に110番をしてラブホテルの自分の部屋まで警察に来てもらって下さい。現状を確認してもらって、撮影されたりしていたら映像の回収などその後のことをお願いしてください。とにかく、自分で文句を言うのは避けるのが賢明に思います。
5、まとめ
ラブホテルを使わないという人には、特に関係ない話にもなりますが、利用しているという方には是非覚えておいて頂き、入室した場合には、必ず確認をしてほしいと思います。
見られても問題なし、寧ろ盛り上がるというような趣味の人ならいいですが、見られるのは嫌、ましてや録画されて赤の他人に購入され顔も体もボカシの無い状態で見られるのはとんでもなく恥ずかしく辛い事です。
後悔しても一度流されたものは回収することはできませんので、まずは、撮られないようにラブホテルを利用する時には必ず確かめてください!!
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