性犯罪被害者になった時にはどうする?

5月頃から暖かくなってきますが、そうすると増えるのが

痴漢やわいせつ犯、そして強姦被害。。。

女性は特に被害者になりやすい犯罪です。

出来れば被害に遭いたくないですが、

被害に遭ってしまった場合にどうするのか?を、

今回は、お伝えしたいと思います。

 

 

目次

 

  1.  性犯罪被害者に遭いやすい場所は?

  2. 性犯罪被害に遭ったらどう行動する?

  3. 性犯罪被害に遭った場合の相談場所は?

  4. まとめ

 

1、性犯罪被害者に遭いやすい場所は?

 

痴漢であれば、電車やバスなど公共の乗りものでの被害が多いと思います。

わいせつ犯では、路上などが多く、道路で突然現れた男に抱きつかれたり、胸やお尻を触られたり、足首を掴まれて転ばされて、下着を脱がされ持ち去られた事案もありました。ヒールだけを戦利品の様に持ち去る変態もいましたが、本当に、一般的な常識などが通じず病気だとも言えます。

そして、一番怖いの強姦です。路上や自宅、工事現場などで被害に遭う事が多く更に、夜間暗い場所での発生が多くなっています。

 

実際私も、OLの時に少し帰りが遅くなり急いで歩いていたら、小学校の脇を歩いている時に後ろから冷たい刃物を背中に押し当てられて、小学校に連れ込まれそうになりました。たまたま100m先に通行人が見えて、それに気づいた犯人が私を突き飛ばして逃げました。この時に通行人が入なかったら間違いなく襲われていました。今でもあの背中に感じた冷たく先の尖った物が刺さる感触が忘れられません。

帰りが遅くなった時には、遠回りしてでも広くて明るい道を通って帰らなければ危険です。

 

また、安全であるべき自宅での被害多く発生しています。特にマンションの1階2階では、ベランダから侵入されて室内で強姦される事件が多く発生しています。室内であれば犯人も人に見られる心配も無く安心して犯行を行えるので、実は自宅で襲われるケースが多いのです。

エアコンが嫌いな女性も多いですが、暑くなってきて窓を開けて寝る事なく、冷風機などで涼しくして寝てください。窓を開けっぱなしが一番危険です。

 

2、性犯罪被害に遭ったらどう行動する?

 

そして、被害に遭ったらどうするのか?

怖い思いをして、誰にも遭いたくないかもしれないですし、被害の事を話すのも辛いですが、勇気を出して、警察に被害と届をだしてください(110番してください)調書で色々聞かれるのも辛いですし、裁判なども自分の事を取り上げられるのも嫌ですよね。私も、裁判などは色々経験しているので凄く気持ちがわかります。

ですが、被害届を出して犯人を逮捕してもらわなければ、自分もまた被害に遭うかもしれませんし、別の女性も被害にあうかもしれないのです。その辛い思いを他の人にもさせない様に、勇気を出してください

 

 

通報からの手順ですが

①被害に遭った場所で110番

もしケガなどしていたら病院へ向かっても大丈夫です。病院で被害に遭った事を伝えて、110番もお願いしてください。

②証拠保存をする。

触られたりしたのが気持ち悪くてシャワーを浴びたい気持ちはわかりますが、証拠が全て洗い流されてしまいます。自宅に帰ってシャワーなどせず、そのまま110番するか?病院でDNNなどの証拠採取もしてもらう。

その時に来ていた洋服にも相手の指紋や掌紋、髪の毛や皮膚など付着している場合がありますので、病院であれば室内着をきて、洋服をビニールなどにいれて保存してください。着替える物がなければ、そのままの状態で警察を待ってください。

 

3、性犯罪被害に遭った場合の相談場所は?

 

性犯罪被害者になると、傷つくのは心身共に傷つきます。そんな中、家族や友人にその辛い気持ちを話せない時はあります。

私も心配をかけたくない気持ちで、家族には犯罪被害に遭った際に話せませんでした。そんな時に相談出来る場所があります。

 

•警察庁の性犯罪被害相談電話全国共通番号「#8103(ハートさん)」

性犯罪の被害に遭われた方が相談しやすい環境を整備するため、各都道府県警察の性犯罪被害相談電話窓口につながる全国共通の短縮ダイヤル番号(#8103)を導入したものです。ダイヤルすると発信された地域を管轄する各都道府県警察の性犯罪被害相談電話窓口につながります。

https://www.npa.go.jp/higaisya/seihanzai/seihanzai.html

 

•犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター

内閣府男女共同参画局のホームページを見て頂いたら、性犯罪・性暴力被害者のための ワンストップ支援センターの全国の窓口の連絡先が掛かれています。性犯罪・性暴力に関する相談窓口です。産婦人科医療やカウンセリング、法律相談などの専門機関とも連携しています

http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html

 

•全国被害者支援ネットワーク

https://www.nnvs.org/shien/list/

 

4、まとめ

 

どこに連絡をして頂いても良いのです。

自分が話したい場所、頼りたい場所に連絡してみてください。

もしくは、心療内科のカウンセリングを受けるというのも 回復する手段とも言えます。

海外では、カウンセリングを受けることは とても当たり前のことですので。

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