アシッド・アタックの恐怖

日本でもアシッドアタックの事件が東京都港区発生しました。海外ではインドなどで多く発生していますが、海外のアシッド・アタックの被害では酸攻撃とも言われ、顔面や身体を損壊にいたらしめる為に行われます。多くは身内からの嫌がらせや復讐などが多いのが現状です。今回は、そんなアシッドアタックについてご紹介します。

 

 

目次

 

1、アシッドアタックとは?

2、攻撃を受けた後の後遺症などは?

3、どんな罪になるのか?

4、被害に遭わない為には?

5、まとめ

 

1,アシッドアタックとは?

海外では酸攻撃ともいわれるアシッドアタックですが、硫酸・塩酸・硝酸など劇物としての酸を他者の顔や頭部などにかけて火傷を負わせ、顔面や身体に火傷を負わせ損壊にさせる行為です。別名、酸攻撃ともいわれています。

インドなど男性優位の国で若い立場の弱い女性が被害に遭います。多くは夫や恋人などからの焼きもちや復讐でのドメスティックバイオレンス的な犯行である場合は多いです。

 

2,アシッドアタックの攻撃を受けた後の後遺症などは?

 

硫酸による火傷は通常の傷害などと違って傷が残らないなどはなく、完治といっても後遺症が残る場合が大半です。焼けただれた皮膚は削げ落ちるなどして鼻や目が無くなり、目も失明することもあります。

それほど被害が大きい犯罪でそれを行う犯人の心は残虐で嫉妬などであれば相当な粘着質を要するものです。この様は犯罪をただの傷害などとして片づけるのは本当におかしなことだと思いますが、日本では傷害罪になります。

 

3,アシッドアタックはどんな罪になる?

 

アシッドアタックの被害状況は、先ほどもお伝えしたように殴られるなどと違って完全な完治はありません。傷跡がのこったり目や鼻や耳がなくなるなど身体の機能が大きく奪われます。

その後の生活も本当に大変でしかありません。これまで普通にできていたことが出来なくなり仕事も失う場合も多いです。犯行を行って人間が金持ちなどで被害回復もされればなんとか生きていくことはできますが、相手が金銭的余裕がなければ多額mp治療費も自腹になってしまいます。

こんな残虐な犯罪であるアシッドアタックがどのような罪になるのか?ですが、軽すぎるだろ!と誰もが思う傷害罪です。

傷害罪とは、人の身体に傷害を負わせる行為に関する犯罪で、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。 「相手を殴って怪我をさせたら」というイメージが一般的ですが、例えば、精神的苦痛を与え続けて相手がうつ病になっても傷害罪になります。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

数年経てば刑務所から加害者は出てきて普通に生活できるんです。被害者は一生苦しむのにです。こんな法律で良いのでしょうか?本当に日本の法律は、加害者に甘く被害者に厳しいですね。

 

 

4,アシッドアタック被害に遭わない為には?

 

見ず知らずの人間にやられたという無差別的なものであれば、正直防ぎようがありませんよね。しかし、アシッドアタックの場合、多くは身内からという特徴でいうと、まだ防げる可能性はあります。

①暴力的な夫や恋人とは別れるなど距離をおく

まずは、日頃から嫉妬深くドメスティックバイオレンス的な夫や恋人とは一緒にいることを選択しない。

 

②警察に直ぐに相談する

途中から豹変したのであれば速やかに警察に相談してストーカー規制法などで対応してもらう。被害が拡大してから相談しても捜査には時間がかかりますので、その間に大きな被害に遭う可能性があります。

何だか不安を感じた時点で相談し見守って頂くようにしてください。別れてくらしているようなら、重点警備などをお願いすると家の周りを熱心にパトロールなども行っていただけ安心に繋がります

 

 

5,まとめ

許されない犯罪行為であるアシッドアタック。被害の多くは関係者で身内からの犯行も多いです。海外の様に男女差別などは暴力的に行われていない日本では、それほど起こることのない事件ではありますが、復讐心や嫉妬心は誰でもが持つものでその結果ストーカー被害なども起こります。

その一端として、アシッドアタックの被害もあり、何かトラブルになっているとか、不安に思う事があれば早く警察に相談してくださいね

 

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