コロナ禍で在宅ワークや自粛をしている方が多くて、それを狙ったなりすまし強盗が増加しています。「東京ガスです」と言われて玄関を開けたら強盗に早変わりなどという事が起きています。
強盗は命に関わります。被害に遭わない為にもご注意ください。今回は、そんなガス会社などになりすました強盗についてお話します。
目次
ガス会社になりすました強盗手口
なぜ?なりすまし強盗を行うのか?
なりすまし強盗の予兆はあるのか?
ガス会社になりすました強盗被害に遭わない為には
まとめ
1、ガス会社になりすました強盗手口
コロナ禍でリモートワークを行っている方や、自粛を行っている年配の方々を狙ったなりしまし強盗。
最近増えていますが、その手口の一つに「東京ガスです」など、ガス会社を装ったものが多発しています。
「ガスの点検にきました」
「ガス漏れしているようなので確かめさせてください」
この様は事を言われてガス会社の人が来たと思って玄関をあけると強盗に早変わりということが多発しています。
多くは、インターホンがカメラ付きではない、呼び鈴だけのお家が少し築年数の古い物件が狙われます。その理由は、インターホンにカメラが付いていると、そのまま画面越しに会話が出来てしまいますし、録画機能などがあれば、自分の顔を残すことになるので嫌がります。
しかし、呼び鈴だけですと、住民は玄関口まででていかないと会話ができません。つまり、玄関をあけて対面することになります。その瞬間を狙っての犯行手口です。
また、インターホンがカメラ付きでも、点検と言われて相手を業者の人間だと誤認したら、自宅内に招き入れようとします。その瞬間に、強盗に早変わりします。
2、なぜ?なりすまし強盗を行うのか?
なぜ?業者になりすましてまで強盗を行うのか?
これは、お店などの強盗は、失敗する(逮捕される)可能性も高いです。目撃される可能性も高く、警察に通報されれば警察が駆けつけて逮捕されます。
金額は、店舗などに強盗に入る方が多いのかもしれませんが、自宅にいる人間に強盗する方が、一度室内に押し込めば、周りから目撃される事もなく、敵も少なく犯行を行う事可能です。
犯罪者は、いかに捕まらずに犯行を行えるか?これを考えて準備しますので、なりすまし強盗は逮捕されにくく比較的安全に行える強盗なのです。
3、なりすまし強盗の予兆はあるのか?
実はなりすまし強盗も、あてすっぽうで訪問しているわけではありません。かなりの確率で下見をしています。その際に多くが利用するのが電話です。
なりすまし強盗の別名は「アポ電強盗」
このなりすまし強盗は、別名、「アポ電強盗」とも言われています。なぜなら、下見の際に息子のふりなどをして電話をしてきて「自宅に現金は置いているか?」など現金がどれだけあるのか?確認してきます。
息子からの電話だと勘違いして「300万ある」などと答えたら、それを狙ってなりすまし強盗などで狙っています。
4、ガス会社になりすました強盗被害に遭わない為には
ガス会社だけではありません。水道点検や消防点検などでも同じことは起こります。これに関しては、以前もUPしましたなりすまし強盗についての記事でもご確認いただけます。
●身に覚えのない点検は身分証を確認する
マンションや自治会などを通しての検査や点検は前もってご存じのはずです。掲示板で告知されていたり回覧板が回ってきていたり、該当する住戸にはお知らせがいっているはずです。
自分の知らない点検だと言われた場合には、まずは疑ってかかってください。まずは、相手の身分を確認し、管理会社などにも、その日に点検が行われているか?確認を行って下さい
●家族や友人に何でも相談する
少しでもおかしい?不安だ!なとと感じたら、誰かに相談してください。自分一人で悩み判断するのは間違った答えを出すことに繋がります。家族や友人、警察などに必ず相談してくださいね
●スマホを手に持って対応する
万が一強盗だった場合に、外に逃げ出したり、鍵のかかるトイレに逃げ込んだりしてから、直ぐに110番電話出来る様に、訪問者の対応する場合は、スマホや携帯を手にしたまま対応してください
5、まとめ
知らない人間が家に訪問してきた場合は、先ずは不審者?と疑ってかかった方が安全です。その上に、色々な対応を行う事で、営業の人だったなどと確認出来た場合は、断る、受けるなどの判断も行えば良いですが、まずは疑ってかかり、身分の確認を行うなどしてください。
少しでも不安に思ったら、誰かに相談して一緒に判断してもらったり、対応してもらう様にしてくださいね。
防犯相談したい。防犯診断、防犯設計、商品の防犯プロデュース、鍵を交換したり、カメラを設置したいなど、何でもご相談くださいね。京師美佳へのご相談はこちら⇓⇓