世の中では、事件や事故などさまざまな事が日々起きていますね。先日も、夜中に地震が遭って怖かったのを思い出します。また、友人の家では、近所で騒がしい人がいて、騒音に困ってしまったと。。。誰でのお家でも起こる事ですが、一大事が起こった時に、どこに通報すれば良いのか？わからないかもしれない！今回は、そんな不安をお持ちの方にお役に立つ緊急通報先の違いをご紹介します。

目次

1. 緊急通報用電話番号とは？

2. 緊急通報用電話番号の違いは？

3. まとめ

１、緊急通報用電話番号とは？

事件や事故など緊急事態が起きた時に電話をする先を緊急通報用電話番号と言います。

緊急通報用電話番号（きんきゅうつうほうようでんわばんごう）とは、犯罪事案発生時や災害発生などの緊急時に、当地の警察や消防などの緊急対応機関に通報するための電話番号で、国によってその番号は異なる。

フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

日本では2018年現在、緊急通報電話番号を、電気通信番号規則第11条で、110番の場合は警察、118番の場合は海上保安庁、119番の場合消防と「緊急通報に関する電気通信番号」（電話番号）と定められています。

これは、日本だけではなく、海外でも当たり前のようにあり、例えば、アメリカ合衆国やカナダの多くの地域の緊急通報番号は、911を使っています。ドラマとかで良く観ますよね。911に電話しているところ。

２、緊急通報用電話番号の違いは？

●110番⇒警察庁

事件や交通事故などが発生した場合に、110番（警察庁）に通報します。

最近は、わけのわからない営業妨害のようにゴキブリが出たとか、雨が降ってきたので家まで送って欲しいなど、本当につまらない110番をする人がいるのが、信じられません。命の危険が迫っているとか本当に困っている人が使用する電話ですので、絶対に、詰まらない内容での電話をしないで頂きたいですね。

急いでないけど事件などについて話を聞きたい、相談したいなどの場合は＃9110に電話してください。こちらは警察相談電話ですので、安心して長話ししていただけます。

119番⇒消防庁

火事や災害、ケガ人・病人が出ている時などの場合は、119番（消防）に通報します。

110番の通報の仕方は、以前の記事でご紹介しましたね。記事はこちら⇓　⇓

不審者が家の前に！？110番通報のかけかた

■今回は、少しだけ119番通報のかけかたもご紹介しますね

119番通報例

１、119番に電話をかけると、「119番消防です。火事ですか救急ですか?」と聞かれます

２、「火事です！（救急です！）」と落ち着いて状況をまず伝えてください。その後に、お住いの住所もマンションなら●●号室など

まで詳しく説明をしてください

３、住所を伝えたあと、病人・ケガ人などの詳しい状態を伝えて下さい。「意識がありません。呼吸していません。心停止です」など

４、伝えた住所に救急車がきてくれますので、その場で待ちましょう

５、消防や救急隊が到着するまでに、玄関の鍵は開けて待つ。出来れば誰か一人は外に出て、近くまで来た救急車を現場まで誘導して

ください。

118⇒海外保安庁

海難事故などが発生した場合や、密猟者がいるなどは海上保安庁に通報してください。

正直、海上保安庁は馴染みがありませんので、自身もどんな内容の時に電話するのかを詳しく知りませんでしたが、海上保安庁のHPでは、下記の様な時に、118番に通報してくださいと書かれてます。

・ 海難人身事故に遭遇した、または目撃した。
・ 油の排出等を発見した。
・ 不審船を発見した。
・ 密航・密輸事犯等の情報を得た。
・ 漂流・漂着木造船を発見した。

海上保安庁のHPより

118番に通報する際も、110番や119番と同じ様に、いつ、どこで、なにがあったと、詳しく状況を伝えて下さいね。

３、まとめ

出来れば、110番も、119番も、118番も使わず、通報などしないで済む人生が良いですが、生きていると何が起こるかわかりません。事件・事故・病気など様々なことが起きるかもしれませんので、一大事の時にどこに電話をしたらよいのか？は、理解しておくとよいですね。

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