ゴミは宝の山と昔から良く言いますが、
これは、ゴミの中にもまだまだ使える物があり、売ったり、再利用したりして資源となる物はありますよ~という様な意味であったと思います。
しかし、他にもゴミは宝の山という意味で使う場合がありまして、それはゴミを狙う犯罪者達からの言葉です!
今回は、ゴミを悪用する犯罪者の手口と対策などについてご紹介します!
目次
なぜ?犯罪者はゴミを狙う?
ゴミを悪用して行われる犯罪手口とは?
ゴミを狙う犯罪者への防犯対策は?
まとめ
1、なぜ?犯罪者はゴミを狙う?
ストーカーや強盗が犯行を行う前に、狙う家のゴミを狙って盗むというのが下見の一つにあります。
珍しい事では無く、結構な割合で行われる事で全ての人が対象です。
では、どうして犯罪者が狙っている人や家のゴミを狙うのか?
それは、ゴミの中には沢山の個人情報が含まれているからです。
請求書には住所・電話番号・生年月日・クレジットカード・口座番号など様々な個人情報が書かれれています。対象者や対象とする家の情報を知りたい時には、簡単に知る事ができるものなのです。
また、レシートではどの様なものを購入して持っているのか?(貴金属や時計、洋服、バックなど)やどんなお店でご飯を食べているのか?手紙などではどの様な人間と交流しているのか?など、話すことなく知る事が出来ます。
2、ゴミを悪用して行われる犯罪手口とは?
では、その様な個人情報を悪用してどの様な犯罪が行われているのか?数ある中から幾つかご紹介します。
●ストーカー
ゴミをあさったり持ち去り一つ一つ詳しく確認することで、これまで自分が知らなかった好意を持っている女性の情報を集める。また、レシートなどから行きつけのお店を調べ、待ち伏せなどを行ったりその相手と同じものを食べたり見たりすることで喜びを感じます。
●宅配便強盗
宅配便を装った強盗が、見破られない為にゴミを悪用します。手口は、制服や帽子をかぶり、段ボールまで持って完璧に見た目は宅配の人と言った感じ騙せるのですが、中には慎重な人がいて送り主の名前をインターホン越しに見せて下さいと言われた時に「あっ、知り合いからだ!」となる為に、ポストから手紙などを盗み、そこに書かれているお友達の情報などを送り状に書いて、さもお友達から来た荷物だと偽って相手を信用させ、玄関を開けさせるために利用する。
●悪徳金融
クレジットカードの支払い明細などを盗み中身を確認することで相手のキャッシングなどの支払日を確認し、その支払日などに「お金をかりないか?」などと、高額な利子でお金を貸すよという様な営業をしてくるなど客探しに悪用する。
3、ゴミを狙う犯罪者への防犯対策は?
まずは、ゴミを盗まれないという事が絶対ですよね!その様な事を含めての対策を5つほど、ご紹介したいと思います。
●ゴミの日と時間を守る
ゴミの日をちゃんと守り、前日の夜からゴミを捨てる様な事をせずに、回収の時間ギリギリの時間にゴミ出しを行う。
●明細など書類はシュレッダーをかける
クレジットカードの明細や、請求書や手紙、レシートなどは必ずシュレッダーやハサミをかけるなどして原型をとどめない様にしてください。用心をするのならば、シュレッダー後に、クズに水をかけるとふやけてひっ付けるなどの復元が出来なくなより安全になります。
ネットなどでもシュレッダーや専用ハサミは買えますので是非一家に1台、1個はご用意下さい
●女性の一人暮らしの場合女性らしいものは紙袋などにいれてからビニール袋へ入れる
生理用品や下着、雑貨、化粧品など女性らしいものがゴミの中に見つけると、それを持ち帰ったりする犯罪者もいますので、外から見えない様にまず紙袋などに入れてからビニール袋に捨てて下さい
●戸建てなどであれば個人用焼却炉を設置する
ゴミ処理機や個人宅用焼却炉などで灰にしてから廃棄する
4、まとめ
たかがゴミ、されどゴミです!
ゴミの中には沢山の個人情報が隠されていて、自分の勤め先や電話番号、クレジットカードや、口座番号など他人に知られたない情報が晒されたりします。また、行きつけのお店がレシートからなどから知られると、ある日突然ストーカーに接近される様な事も起きるかもしれません。
更に、命に関わる強盗に悪用されることもありますので、慎重にゴミは捨てるようにしてください。注意し過ぎるほどでちょうど良いです。
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