インターネットの普及がすすみ、今は一人一台スマホを持っていて当たり前になりました。何でも調べる事が出来、本当に便利な世の中になりましたが、そんなインターネットが身近なものになった弊害も・・・。
ある日突然、自分の住所や電話番号がネット掲示板などで晒されていたらどうしますか?
そんな嫌な体験をした時にどうすれば良いのか?今回は、ネットで個人情報を晒された時にするべき5つの事をご紹介します!
目次
ネットで個人情報を晒されるなんて本当にあるの?
個人情報ってどんなものをいうのか?
個人情報を掲示板などで晒された時にするべき5つの事とは?
まとめ
1、ネットで個人情報を晒されるなんて本当にあるの?
実は私も、ネット掲示板で住所や電話番号が晒されたことが有り、その掲示板を見た知らない人間から一日に数百件の電話が掛かってきた事がありました。切っても切っても電話がなり、頭がおかしくなりそうでしたが、結局犯人は逮捕されて有罪判決を受けました。
勿論これだけではなく、他の罪も犯していたので捜査もされたというのもありますが、被害者からすると例え被害がこの嫌がらせのネット晒だけでも罪に問われるべきと思いますよね。
他にも沢山の相談を過去にうけました。
●同僚との出世などのトラブルで嫌がらせを受け、なりすましのSNSページを作られ個人情報を晒されていた
●元夫から離婚した後の嫌がらせで、名誉棄損の言葉と共に新居の住所や携帯電話番号などが晒された
他にも沢山ありますが、何かしらの人間関係のトラブルがあっての嫌がらせが原因が大半です。見ず知らずの人間に理由もなく晒されるということはまずありませんので、その様な事が起きた時には、まず身の周りで何かトラブルがなかったか?思い出すと犯人が浮かびますよ。
2、個人情報ってどんなものをいうのか?
生存する個人の情報であって、特定の個人を識別できる情報(氏名、生年月日等)を指します。その情報単体でも個人情報に該当することとした下記の様な「個人識別符号」も個人情報に該当します。
①身体の一部の特徴を電子計算機のために変換した符号
⇒DNA、顔認証データ、虹彩、声紋、歩行の態様、静脈、指紋・掌紋
②サービス利用や書類において対象者ごとに割り振られる符号
⇒旅券番号、基礎年金番号、免許証番号、住民票コード、マイナンバー等
3、個人情報を掲示板などで晒された時にするべき5つの事とは?
●個人情報開示と削除依頼を管理者にお願いする
掲示板やブログなど、その個人情報が晒されている場合は、ネットの管理者に連絡をして書いた人の個人情報開示を求めるとともに、その書きこまれた内容の削除依頼を行う。
●名誉棄損行為があれば警察に被害届を出す
完全に名誉棄損などの内容がその書かれている中にあれば、警察に被害届をだし捜査してもらう。その際に、自分で可能な限り事実を証明出来る物を提出する。書きこまれたない様のコピーなど。
●弁護士を通じて裁判所に開示請求を行う
ネットの管理者に書いた人間の個人情報開示を求めても応じてくれない場合は、弁護士に依頼して裁判所に個人情報開示の命令をだしてもらう
●晒されているページのコピーを残す
書かれているページを何枚か印刷しておく、裁判や捜査で必要になります。警察でもネットに繋がっているパソコンが1台しか無いなど良くあることで証拠として提出する
●自分でも、日記などに起きていることを書いておく
自らの日記は十分な証拠となります。トラブルになっている覚えがあるならそれらも含めて書き残すことで裁判や捜査の証拠になります。ネットに書かれている内容も詳しく書いておいたり、その日のページにコピーした物を貼っておくなど整理しているとよりわかりやすくなりますね。こちらも、裁判などで証拠になります。
4、まとめ
まずは、ネットで個人情報を晒される被害を受けた時にするべき5つの事!を行っていただき、その後の変化で今後どうするかの対策を考えて欲しいと思います。無視できる様な内容であれば良いですが、住所や電話番号などが晒され見知らぬ人間からの連絡が絶えないなど怖いじゃないですか!
新しい犯罪被害に遭うかもしません!そんな被害に遭わない為にも泣き寝入りすることなく、犯人を特定して削除させるとともに、二度と行わないという約束を取らねばなりません。時に犯罪者として逮捕して頂く必要がある様な悪質な場合もあります。
更に、精神的苦痛を受けた慰謝料請求などしたい場合は、とにかく相手が誰なのか?知り必要がありますので、開示請求を必ず行って下さい。自分でやっても上手くいかない場合はお金が掛かりますが、弁護士などに依頼するのも一つかと思います。
この様な事が起きる時には、最初にも言いましたがだいたいは、誰かと恋愛トラブルになったとか、勤め先で、同僚や先輩から疎まれる存在になったとか、何かしら原因が理由がありますので、冷静に思い出してみてください。
そうすれば、簡単に犯人がわかるかもしれませんよ。なにも問題がない時にも私もそうですが、一ヶ月に一回は、自分の名前でネット検索して悪口などの書き込みがないか?確認してみてください。何か書かれている時には早く見つけて対処する必要がありますから。
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