2020年は、新柄コロナにより激動の一年になりましたね。
まさかのオリンピック延期や、新型コロナによる緊急事態宣言が出されるなど混乱そのものです。会社やお店がつぶれた人や仕事を失う人、自粛生活でDVや虐待なども問題になっています。
そんな中、私たちの為に命をかけてコロナと闘ってくれている医療従事者の皆さんや、感染者に対しての差別やいじめが多発しています!
医療従事者の皆さんに対しては、感謝してこそ当たり前で差別なんてとんでもない!
自分たちのやっていることの重大性が良く分かっていない人がいるので今回は差別的な行為を行う事がどの様に悪質か?説明したいと思います
目次
差別行為とは?
新型コロナでどのような差別が行われている?
差別的な行為、行動を行った場合に罪に問われるのか?
まとめ
1、差別行為とは?
人種や病気、性別など様々な自分とは違う事柄や好き嫌いなどで他人に対して危害を加えるなどの行為を行うことです。その差別行為を行う際に傷害、器物損壊などの犯罪行為を行っている場合が多くあります。
ウィキペディアでは、差別行為についてこう記されています
差別(さべつ)とは、特定の集団や属性に属する個人に対して特別な扱いをする行為である。それが優遇か冷遇かは立場によって異なるが、通常は冷遇、つまり正当な理由なく不利益を生じさせる行為に注目する。国際連合は、「差別には複数の形態が存在するが、その全ては何らかの除外行為や拒否行為である。」としている。[1]
ある事柄を差別と判定する場合、告発する者の伝達能力・表現力と受け手の感性に因るところが大きく、客観的事実として差別の存在を証明するのは実際にはそれほど簡単ではない[2]。差別に伴う不条理な事例は第三者には比較的共感を呼びやすいが、差別をする側にいる人々にそれが差別であると認めさせるには困難が伴い、差別問題が差別か正当な区別かで争われる事例も珍しくない。差別を理論的に説明するにはまず差別の定義を行う必要があるが、平等・不平等といった価値命題は科学的に論定することができない。差別は普遍的な実体とし存在するものの、その定義付けは困難であり、定義不能とする研究者も少なくない[2]。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2、世の中ではどのような差別が行われているのか?
差別の種類にも色々あり、
●身分に関する差別
・家柄差別
・穢れ、賎民、白丁、カースト、穢多、非人
・黒五類 (文化大革命)、クラーク敵対階層
・部落差別
●階級と職業に関する差別
・階級差別(プロレタリアート、フリーター、ニート、路上生活者、収入による差別、勝ち組・負け組、制限選挙)
・学歴差別(就職などの面で不利になる場合がある)
・職業差別
●人種・民族・宗教・文化に関する差別
- 人種差別・民族差別
- 人種差別や民族差別は昔から続けられているもの
- 先住民族
- 少数民族
- 宗教
● 文化差別
(哺乳類肉を食べる文化などや地域的習俗、祭礼に対するもの、その他、各種の趣味に没頭する人おたく差別)
●言語・地域に関する差別
- 言語差別
- 差別用語・差別表現(ヘイトスピーチ)
- 地域的差別・地方差別
- 国籍差別
●性に関する差別
・女性差別、男尊女卑
・男性差別、女卑男卑
●LGBTなどの性的少数者への差別
●能力に関する差別
・障害者差別
●低所得層差別
●老人差別
●病人に関する差別
- ハンセン病、HIV(エイズ)公害病、新型コロナウイルスなど
●村落差別
・村八分など
●年齢差別
・雇用による年齢制限など
●思想差別
●血液型差別
・B型はルーズだと決めつけて雇用しないなど
●容姿差別(ルッキズム)
- 被爆者に対する差別
- 種差別(生物に対する差別(人間以外))
3、差別的な行為、行動を行った場合に罪に問われるのか?
世界的に、そして日本の中で差別に対する考え方としては、以下のように考えられている
現代においては、各国で憲法などにより人権の保障と法の下の平等が謳われ、また市民的及び政治的権利に関する国際規約が差別扇動の禁止を定めている。これにより、直接的に差別をした者を処罰する法令がドイツやアメリカ合衆国などでは整備されつつある。
日本では、日本国憲法第14条第1項において、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」と規定している。この規定を受けて太平洋戦争前には認められていなかった女性の参政権が認められ、また男女雇用機会均等法などの法令が制定されている。2002年3月には人権擁護法案が国会に提出されたが、表現の自由や言論の自由などを制限するものだとして反対の声が強く上がり、2010年7月現在、成立のめどは立っていない。男女平等の観点から選択的夫婦別姓制度や強姦罪や売春防止法の位置づけなどについても現在議論がなされている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
これは、差別に対しての一般的な法的会社です。直接的に裁かれるものでは無い?と、安易に考えている者がいれば 多きな間違いで、痛い思いをする事になります。
例えば、差別を行う際に、良くあるのが
●落書き(家に悪口の落書きをするなど)・・・器物損壊罪
●生卵などを家にぶつける・・・器物損壊
●イタズラ電話をする・・・傷害罪
●殴る、ける、髪の毛を引っ張り切るなどの行為・・・傷害罪や暴行罪
●メールやFAXで殺す!消えろ!など送る・・・脅迫罪
●周りに悪口などを吹き込む、ネットに書きこむ・・・名誉棄損
●悪口の書かれたチラシをばらまく・・・名誉棄損
差別行為を行う際には、この上記どれかの行動を行います。
つまり犯罪行為を行っているのです。悪口言いふらしているだけなどと安易に考えていると逮捕されますよ。
4、まとめ
他人を傷つける行為に何の意味があるのでしょうか?恐らくないはずです。
ただ、楽しいから、ムカつくからなど大した気持ちも理由もなくやっている事だと思います。
しかし、その代償はとても大きな物です。差別行為で行う犯罪で逮捕されてニュースなどで流されれば一生犯罪者としてのレッテルを貼られて生きていく事になり、その時あなたも差別されます。
そんな想いをしてから気持ちがわかった悪い事をしたなどと悟るむなしい事のないように、絶対に差別行為は行わない!人に優しく生きる方が、自分も結果幸せになりますよ。
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