数年前に、押し買いブームの様な物があり、「不用品を買い取ります」とインターホンを鳴らして住民に高価な貴金属を売る様に迫り、安値で買い取っていく悪徳業者です!
昨年2019年をはじめここ3年程は認知件数も減少しているようですが、私の周りでも被害に遭った方がまだいらっしゃり、油断はできません!今回は、そんな乱暴な押し売りの逆をいく、押し買いについてご紹介します!!
目次
押し買いとは?
押し買いの被害に遭わない為には?
押し買いが帰ってくれない時にはどうする?
押し買いの被害に遭ってしまったらどうする?
まとめ
1、押し買いとは?
押し買いとは、押し売りの反対で、業者が直接自宅に出向き「不要な貴金属はありませんか?買い取ります」と言って、家の中の貴金属などを出させ、安値で強引に買い取っていく様な悪質な買い取り業者です。
中には、出すまで帰らないしつこい業者もいて、トラブルになることも多々あります。出さなかったことで、殺人事件に発展したケースもあります。
2、押し買いの被害に遭わない為には?
押し売りと違って、強引に迫られたと言っても自分から商品を差しだしているので違法だとこれまで主張しにくかったのですが、特商法という法律の改正があり変わりました。
この特商法の改正で、これまで取り締まりが難しかった押し買いを強く取り締まることとなりました。最近の認知件数の減少は、この特商法の改正が知れ渡ってきた結果ではないかと思います。行政処分を受けた業者も沢山おりますし、人の振り見て我が振りなおせではないですが、取り締まりを逃れる為に廃業したものもいたかと思いますので。
しかし、この法律を一般の人が知っていて相手に対しても強くでれるか?となると、先ず知らないでしょうし、強くもでれないと思います。相手はプロの詐欺師ですからね。口も上手いし、会話すればする程、思うつぼ状態になってしまいます。
特にお年寄りなどでしたら、優しい方ばかりですので、強く迫られると恐怖感から言う通りに買取の契約をしてしまう方が沢山いらっしゃいます。断る自信がなければ、会話をしないのが一番です!
3、押し買いが帰ってくれない時にはどうする?
万が一、自宅の玄関までとはいえ招き入れてしまった場合、とにかく良い返事はせずに帰ってもらうことです。「売る物は無い!」と、強気で帰ってもらうこと。
しかし、それでも帰らない図太いのもいます。犯罪者ですからね。「売るまで帰らない!」と、住民が貴金属を出すまで居座るような言葉を発して着た時には、警察を呼んでください。
「帰れ」と言われているのに帰らずに人の敷地にいることは犯罪です。相手にも「帰らないのは不退去罪になりますので通報します」!とお伝えすればそれだけで辞めるでしょう。
4、押し買いの被害に遭ってしまったらどうする?
騙されらり脅迫されたからと言って、一度買い取らりが成約すると、それを取り戻すのはかなり難しいのが現在の状況です。まず、無かったことにしようと業者に電話したら繋がらないとか契約されていない番号だったりとここでもガッカリすることが良くある事です。
更に、先ほどもお伝えした様に「帰れ」と言っているのに帰らない場合は、不退去罪になりますので、迷わず警察に電話してきてもらってください。警察までは大事にしたくないという事であれば、友達や家族に相談して話し合いには同席してもらうことです。
恥ずかしいからとか、自分で何とかしようなどと頼らずにいると、被害を大きくしてしまいますし、そもそも論で騙されやすくなります。できれば家族や近所の人にも同席してもらうのが無難です。
また押し買いでは買い取った内容や価格などの明細を残さない傾向にあります。誠実そうに見えても、住所や古物許可証があるかなど、法に則った業者であるかは必ず確認は大切です。
5、まとめ
大切な思い出のプレゼントなど貴金属は、大切にどこかに収納されていて、コンマリじゃないですが、随分使ってないから心もときめかないし、もういいか?!と、断捨離しようと思っている方などは注意してください!相手が悪徳業者でも大した違いは無いだろうと、業者の言うままに安い値段で買い取りさえてしまいますよ。
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