なりすまし強盗やなりすまし詐欺は数多く存在しますが、最近は、警察官を装い自宅を訪問し、キャッシュカードや暗証番号を奪う警察官なりすまし詐欺・強盗が増えています。今回は、この警察官なりすまし詐欺・強盗の手口や対策をお伝えします
目次
警察官なりすまし詐欺・強盗の手口とは?
警察官なりますし詐欺・強盗対策4つとは?
被害に遭ったらどうする?
まとめ
1、警察官なりすまし詐欺・強盗の手口とは?
警察官なりすまし詐欺・強盗も元は、振り込め詐欺からの進化の場合が多いのです。振り込め詐欺の場合、警察官になりますし「孫が事故した示談金が必要」などと電話してきてお金を振り込ませる。
振り込みも受け年も難しくなった
そんな方法も知れ渡り、銀行の受付でも多くの注意喚起があり振り込み被害も減ってきました。そこで今度は、直接、受け子を被害者宅に向かわせて現金を受け取ったり、「被害に遭った口座だから捜査に必要」とキャッシュカードと暗証番号を受けとり引き出したりする方法へと進化しました。
しかしそれも知れわたり、「詐欺かも?」と疑い警察に電話する人も増えて、おとり捜査で逮捕される数も増えました。
受け取りも難しくなってどうするか?と犯罪者たちは考えて、現金があることが分かっているなら、直接強盗で奪えば良いのではないか?と、元は振り込め詐欺だった犯行グループが、孫などを装い先ずは被害者宅に電話して現金の有無を確かめて、あるとわかったら警察官や孫のふりをして自宅に行き奪うとるという方法に変化しています。
警察官が人を騙すはずがないという人間の心理から騙される方も多いのかと思いますが、そもそも警察官がわざわざ自宅を訪れお金の話をしたりすることはありませんので、その時点で偽物と気が付いて頂きたい。
2、警察官なりますし詐欺・強盗対策4つとは?
●警察官が直接訪問してお金の話をしない
そもそも論になりますが、警察官が直接個別のお宅訪問を行い、「あなたの口座が詐欺に悪用された可能性ががあり調べさせてください」などと言って、キャッシュカードと暗証番号を預かりたいなどというはずがないので、お金の話をした時点で詐欺だと思ってください
●自宅に上げる前にインターホンやドアロックで 身分証などの確認
偽物かどうかの見分けがつかなくても先ずは、警察官となのったりどこかの企業の人間だというなら、身分証や名刺を確認してください。確認しようとする警戒している姿勢が相手に伝わり、犯罪者でそれをリスクと考え立ち去るものもいます
●本物かどうか?所属に電話をして更に確認
もしかするとその身分証も偽物かもしれません。「●●警察署生活安全課の●●です」などと言って警察手帳と名刺を見せられたりしたら、そこに書かれている電話番号ではなく、電話帳やネットで警察署の電話番号を検索して出し、そこに電話をして所属の確認を行ってください。
名刺に書かれている番号ではアリバイ会社などをつかわれている場合もありますので、自分で調べてかけてください
●特に自宅に上げる必要がないならドアロック越しに話す
自宅に泥棒が入ったなどで警察を呼んだわけではないなら、話を聞くのもインターホンやドアロック越しで十分です。簡単に家に入れない様にしてください。本物であっても部屋に上げる必要もなく、ドアロック越しで十分です
3、被害に遭ったらどうする?
●警察官なりすまし詐欺の被害にあったら
もし、警察官なりすまし詐欺の被害に遭ったのであれば、直ぐに110番をして被害届を出して捜査してもらってください。
可能な限り、相手の情報(電話番号や顔立ちや服装など)を思い出し、警察官に伝えてください。受け子がまだ近くを歩いていたら逮捕できるかもしれません。とにかく早く被害を受けたと110番通報してください
●警察官なりすまし強盗の被害にあったら
先ずは命を優先して、逃げてください。外に逃げ出し助けを求めるのが一番ですが、逃げ遅れてしまったのであれば、室内の鍵のかかる場所(トイレなど)で閉じこもりそこから110番通報をして助けを求めてください
どんな時にも電話できるように、来訪者があった時にはポケットの中や片手でスマホや携帯を持ちながら対応する方が突然事件が発生してトイレなどに逃げても助けを求めることができます。
捕まってしまった場合は、とにかく命を優先して相手の言うとおりにしてください。お金などを要求されたら素直にだす。そして少しでも早く解放してもらえるようにしましょう。
4、まとめ
人を疑ってばかりでは、気持ちが良い物ではありませんが、今は命に係わる強盗も増えているので、安全の単には仕方がありません。
例え警察官だと名乗っても疑ってかかり、必ず身分確認を行い、それでもドアロック越しに話を聞くなどする方が安全です。
警察官が個別にお宅を訪問してお金の話をしたりキャッシュカードを提出してくださいなどということはありませんので、絶対に信じないでくださいね
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