あおり運転対策を伝授!SOSボタンも活用しよう!

道交法が改正されあおり運転が厳罰化とされたのに、なぜこんなにも毎日あおり運転の事案が多く報道されるのか?不思議です。

酒乱や薬物中毒などと同じで、自分ではコントロールするのが難しいのでしょうね。運転で正確が変わる(豹変)するのは・・・。

重い罪になるとわかってても怒りなどが止められずに他人の車を煽るのは、完全に病気です。今回は、そんなあおり運転に新しく活用できるメーカーサービスをご紹介します

 


目次

 

  1. あおり運転とは?

  2. あおり運転の厳罰化

  3. あおり運転被害を受けない為の対策

  4. まとめ

 

1、あおり運転とは?

 

相変わらず、SNSではドライブレコーダーに録画されたあおり運転事件などの映像が拡散されています。 「あおり運転」(妨害運転)は、命に関わる重大な事故に繋がる可能性もあり危険行為です。

みんなが、周りの車に対してゆずる気持ちや思い遣りを持って運転してれば、煽り運転などの事案は発生しないのだと思います。しかし、運転すると本性がでるという言葉があるように、普段穏やかなのに運転中は喧嘩腰になる人がいますよね。あおり運転は、後ろから前方の車を負いつめたり、逆に前にでて急ブレーキを踏んだり、無理な車線変更などを行う事をいいます。

 

下記のような行為を行った場合は、あおり運転(妨害運転罪)として処罰対象になります。

 

・前走車に接近し、早く走るように要求する(車間距離不保持)
・左側から追い越すなどの危険な追い越し(追越しの方法違反)
・威圧する目的での蛇行運転や幅寄せ(安全運転義務違反)
・対向車線へのはみ出し(通行区分違反)
・急な進路変更(進路変更禁止違反)
・危険回避を目的としない急ブレーキ(急ブレーキ禁止違反)
・執拗なクラクション(警音器使用制限違反)
・執拗なパッシング・妨害目的の継続的なハイビーム(減光等義務違反)
・高速道路上での低速走行(最低速度違反)
・高速道路上での駐停車(高速自動車国道等駐停車違反)

 

また、これら以外の行為においても、とくに悪質と判断される場合には、直接的な車同士の接触や暴力行為におよばなくとも、危険運転致死傷罪や暴行罪が成立する場合があります。

 

2、あおり運転の厳罰化

 

令和2年6月に公布された道路交通法の一部を改正する法律により厳罰化されることとなりました。

あおり運転に対する罰則が創設されてことによって、他の車両等の通行を妨害する目的で急ブレーキ禁止違反や車間距離不保持等の違反を行うことは、厳正な取締りの対象となります。

そして、最大で懲役3年の刑に処せられることとなり、また、妨害運転により著しい交通の危険を生じさせた場合は、最大で懲役5年の刑に処せられます。さらに、妨害運転をした者は運転免許を取り消されます。

 

3、あおり運転被害を受けない為の対策

 

今のこのご時世であれば、今から車を買う方は、あおり運転対策は必ず行うべきです。

●ドライブレコーダーを取り付ける

ドライブレコーダーは、事故を起こした際に、記録を残す事に必要な物ですし、あおり運転が遭った際には相手がおこなったあおり運転の証拠を残す大切な武器になります。

最近は、360度撮影ができる天球タイプや、従来の物だと後続からあおられた場合に後ろのナンバープレートの撮影は難しかったのですが、前後で撮影可能な物もあり、後ろの車のナンバープレートまで撮影できます。

2万円くらいの物が売れ筋という事だそうですが、ご自分のコストに遭った商品をお選び頂ければと思います。

 

 

●メーカーサービスのSOSボタンを搭載する

最近のお役立ちアイテムの一つは、少し以前からコンシェルジュサービスの様に設置されていた社内のSOSボタン。多くは、運転席の天井付にあります。

事故した際などに押してアドバイスを受けたりレッカーの手配など行ってくれていたサービスで、あおり運転の被害に遭っている際も、SOSボタンを押せば、対応のアドバイスを受けたり、代わりに110番に連絡をしてくれたりします。

動揺してどうしたら良いか?わからない時には、助かりますよね。

 

●自分から車間距離を取り安全運転を心掛ける

勿論、あおり運転を行う加害者が悪いのですが、こちらも嫌な想いをしない為にも、自らがあおり運転の被害者にならないように、自ら運転の際には車間距離を十分にとり、後ろから近づいてくる車には前を譲るというようにすれば、巻き込まれる可能性も低くなります。

 

4、まとめ

 

悪質なおあり運転に巻き込まれると、命に関わる事故につながる可能性もあります。誰でも被害に遭いたくないですが、身勝手な運転者によるあおり運転がなくなりません。

可能な限り自衛も行い、被害に遭わない様にしてくださいね。

 

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