昨今、誰もがスマートホンを持ち、気軽に写真を撮って保存できるようになりました。ポケベルしかなかった時代には、考えられない事です(笑
子供やペットなど家族の愛しい写真や恋人との楽しい思い出などを沢山残せるのは嬉しい反面、危険も沢山あります。その一つにリベンジポルノ!
特に女性の方が被害に遭いやすいリベンジポルノについて対策などをお話します。
目次
リベンジポルノとは?
リベンジポルノの被害事例
リベンジポルノの被害に遭わない為に気を付ける事とは?
リベンジポルノの被害に遭ったらやるべきこと
まとめ
1、リベンジポルノとは?
リベンジポルノとは、元夫婦や元恋人が一緒に過ごした時間で撮影したプライベート写真を(性的画像など)嫌がらせや復讐目的で、ネットなどでばら撒く行為です。
インターネットでばら撒かれると、チラシをばら撒かれるのとは違って、全てを回収することも無理ですし、一生、インターネットの世界で残ります。デジタルタトゥーと言われるものですね。
消したくても、誰かが拡散したり、更にそれを誰かがダウンロードして保存したりしていると、追跡することも難しいですし、撮り返したり消すことは100%無理です!
2、リベンジポルノの被害事例
●交際中に撮影したSEX写真をばら撒いた元交際相手が逮捕
2011年大阪府に住む女性が、元交際相手の男性交際中に撮影したわいせつ画像などをばらまかれ、元交際相手は逮捕されました。写真をネタに面会などを強要するも、女性が拒否した事で性的画像を嫌がらせ目的でばら撒きました。他、脅迫など重ねた犯罪により、懲役2年執行猶予5年の判決が下されました。
●販売利益目的で交際元交際相手の性的画像を公開して逮捕
リベンジポルノ防止法違反で逮捕された元交際相手は、元交際相手の女性2人の性的画像をインターネット上に投稿したとして逮捕されました。この男性は他にも数人の画像をSNS上に無断アップロードし、10万円ほどの利益を得ていたとされており、リベンジポルノと利益の両方を目的にこのような犯罪をおかし、懲役3年執行猶予5年の判決が下されました。
3、リベンジポルノの被害に遭わない為に気を付ける事とは?
●夫婦や交際相手と性的画像を撮影しない
リベンジポルノの犯人は、大半が、元夫婦や元恋人などです。恋愛中で盛り上がっていると、ついつい相手の要求も叶えてあげたくなるのですが、そこは冷静に!万が一別れた時にそれを悪用されないように撮影自体を行わない。それが一番の対策です!
4、リベンジポルノの被害に遭ったらやるべきこと
●110番や#9110など警察相談電話に相談する
被害を受けているのであれば、勇気を持って是非、相談してください。被害者のあなたは100%悪い事はありません。脅迫などを行い秘密の写真をばら撒く卑劣な事を行う相手が悪いのです。不安から解放されるには、相手が犯罪を犯していることを認めさせるしかありません。その為にも、きちんと相手に罪を与えましょう!リベンジポルノは犯罪です!
●性犯罪被害専門の窓口#8103」に相談する
#8103の性犯罪被害専門窓口に電話をしますと、各都道府県の窓口につながります。警察などでは話しにくいことも、ここなら話せるかもと思えるなら、是非、こちらに相談してください。人に話すだけでも気持ちが楽になりますし、その際に、必要なアドバイスも行ってくれます。
●被害に遭ったらハッキリと相手に犯罪だと警告する
リベンジポルノの犯人は、ほとんどが元夫婦、元恋人などです。親しさゆえに犯罪を犯している意識が薄いという部分もあります。身内だから許される的に甘えもあるかもしれません。かまってほしさに、寄りを戻したい気持ちがいっぱいで犯行を犯している場合も多くあります。
冷静にリベンジポルノをすることは犯罪であると伝え、データを削除するように先ずは話しましょう。言う事を聞いてくれない、怖いなどの気持ちが少しでもあれば無理せず。警察や、性犯罪被害専門の窓口に、相談をしてください。
5、まとめ
リベンジポルノの被害にあったり、脅迫されているなどの不安があれば我慢せず、早めの対応は解決に大いに関わりがあります。他人に言いにくいなどと放置していると、ややこしくなり、相手の行為もエスカレートして、脅迫だけではなく本当にバラまく場合もあります。
ばら撒くぞと言いだした時点で相談してください。そして、どんなに愛していても頼まれても、一緒に居る時間に恥ずかしい写真は撮らせないことです!自分の知らない間に撮影されていたなども更に犯罪ですので、遠慮せずに訴えましょう!
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