あっという間に七月になりましたが、この時期少し暑くなってきましたので、換気の為に窓を少し開けたままにされる方も
多いのでしょうか?新型コロナウイルスの影響で換気の為に窓を開ける方も多いと思います。
しかし、その為か?5月以降~子供の転落事故が多発しています。今回は、換気による子供の転落事故を防ぐために守って頂きたいことをご紹介します!
目次
子供の転落事故はなぜおこる?
子供の転落事故を防ぐためできることは?
まとめ
1、子供の転落事故はなぜおこる?
換気の為に窓を開けていたり、家事が立て込んでいた理している時に、ふと目を離した隙に子供がベランダにでて策を乗り越え転落する事故が多発しています。親もずっと子供を見続ける事はできません。忙しさで注意力が落ちる事もあります。疲れが出て体調を崩されている時もあるでしょう。決して親の責任だけではありません!
しかし、もし、少しでも防げるのであれば、それは取り組みたいですよね。きっとどの親御さんも同じ様に思われると思います。
6月だけでも、福岡、神奈川2件、北海道と4件も発生しています。今年は、転落事故の増加は、新型コロナウイルスで自粛生活が長かったために、息抜きでベランダに出たいという気持ちで出てしまっての事故なども含まれていると予想されます。
●子供は柵を簡単に乗り越える
120センチくらいの柵であれば、子供は簡単に乗り越えられます。大人が思うより子供の身体能力は凄いのです。
身体は柔らかく軽いのに、腕力が意外にあります。ぶら下がったままそのままよじ登ったりも簡単に出来てしまいます。大人の常識で、出来ないだろうと対策しないのは、大変危険です。
2015年からの5年間で起きた転落事故は大半が、ベランダや窓からの転落によるもので、5歳以下の子どもによる転落事故で多いのは4歳児が一番多いという事です(東京消防庁により)
2、子供の転落事故事例
●神奈川県のマンション6階から4歳の女の子が転落死
神奈川県のマンションで6月、マンションの6階の自宅から4歳の女の子が転落しました。近所の男性の通報で救急車で病院に搬送されましたが、女の子は病院で死亡が確認されました。
女の子は、ベランダの物干しに足をかけ、高さ125センチの塀を乗り越えて転落したと思われます。
●東京都江東区のマンション7階部分の外廊下から男の子が転落死
東京都江東区のマンション7階の外廊下から4歳の男の子が転落し搬送先の病院で死亡が確認されました。外廊下には1メートルの柵がありましたが、柵の近くにあった高さ10センチの台に乗って上がり転落したものとみられています。
3、子供の転落事故を防ぐためできることは?
子供は親が目を離した隙にベランダや窓から転落します。24時間365日、目を離さず子供を見続ける事は不可能です。忙しい時もあるし、体調が良く無く注意力が落ちている事もあります。
その分、事前に転落しにくい様に対策しておくことで、大半は防ぐこともできます。
●戸締りをしっかり行い補助錠を設置する
窓やベランダの子供の手の届かないサッシの上の部分に補助錠も設置して、子供が完全に鍵を開けれない状態にして家事などを行って下さい。
●足場になるようなものを置かない
植木鉢や段ボール、タイヤなど、子供が上に乗って落ちる原因とならないように、足場になる様な物を置かない様にしてください。
●転落防止ネットを設置する
ベランダの見た目が悪くなりますし、マンションによってはベランダにネットを取り付ける事が出来ない場合もありますが、転落防止にネットや追加の柵などを設置して隙間を埋める。
4、まとめ
大切に大切に、育てられているお子さんが事故に遭い亡くなられてしまうのは、本当に親御さんにとっては苦しみと悲しみしかありませんよね。その後の人生でも後悔などで苦しまれるのかもしれません。勿論、事故死するお子さんも無念かと・・・。家族が苦しみ悲しむ転落事故は行いように、是非とも備えてください!
子供の転落事故は、前もって親御さんが対策して頂く事で大半は防げます。少し生活の中で不便な事がでるかもしれませんが、お子さんが小さいうちは是非、対策を行って頂きます様に、よろしくお願いします!!
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