SNSでアイドルが投稿した写真の瞳に移った景色から住所特定をされて、わいせつ行為をされて犯人が逮捕された事件がありました。えっ?!そんな事が起きるの?!って思われている方がいると思うのですが、これは映画の世界ではありません!現実に起こっていることです!
今回は、瞳にうつる景色で住所を特定出来るデジタルストーカーとは?!という疑問にお答えしたいと思います
目次
デジタルストーカーとは?
デジタルストーカーの被害事例は?
デジタルストーカーの被害に遭わない為には?
まとめ
1、デジタルストーカーとは?
アイドルなどが被害に遭いやすいですが、一般の女性も被害に遭っています。勿論、男女問わず被害に遭いますので、気を付けなければなりません。インターネットを利用して行為を持つ人物に付きまとうストーカー。 別名、サイバーストーキング、ネットストーキングと呼ばれています。変態の極みですねw
SNSを利用している人は特に注意です。ブログやインスタ、ツイッター、Facebookなど、更新している文章や写真から行為を持つ相手の個人情報を収集し悪用します。
2、デジタルストーカーの被害事例は?
昔勉強の為に、調査会社でアルバイトして居た時に、探し出すべき対象者の写真に写った箸袋に書かれている電話番号からお店を探し出してその周辺のマンションだということで張り込み調査対象者を無事に発見したという事がありました。それだけ何気なく撮影した写真の中にも個人情報が沢山あるということです。
●アイドルがデジタルストーカーからわいせつ被害
アイドルがデジタルストーカーからわいせつ事件に遭った事件が有名だと思いますが、瞳に移った駅を確認し、グーグルの写真検索などを使って駅を特定、その液で待ち伏せして尾行して犯行に及びました。被害女性が投稿した動画の室内の様子から、部屋の位置までも特定したというからある意味凄い!太陽が入り込む位置なども部屋の特定に使ったというから怖すぎますよね。
●ピースサインから指紋搾取
海外では、写真のピースサインから指紋を盗まれたなんて事件もありました。今は、スマホなどで撮影した写真も高画質である為、写った指の指紋を画像処理しされれ凹凸を再現などされる様な事があれば、それそこスパイ映画ですが、出入り口の指紋認証なども簡単にスルーされてしまうということになります。ピース写真を撮る時は、行儀は良く無いけれど裏ピースするしかないですね。
●虹彩も盗まれる
同じく目の虹彩も原理からすると同じ様に読み取る事も可能になります。こんなことを考えていると、顔無しで写真撮るか?みたいな話になりますが、それもあり得ないので出来る限り写り込みや悪用されない工夫をして撮影する必要がありますよね。
●写真検索で学校特定
便利な写真検索を利用される事も多く、映った校内の様子から学校を特定されてストーキングされた事例もありますね。
3、デジタルストーカーの被害に遭わない為には?
■自宅で写真を撮る時は、窓から景色が見えない様にする
窓に移った景色を画像検索され自宅を特定されることもありますのでカーテンなどを閉めて撮影
■顔が映る写真には瞳の中の絵が認識出来ない距離でとる、もしくは写っても支障のない方向をみて撮影をする
真っ白な壁に向かって撮影をしたり認識出来ないくらい距離をとる、もしくは画像処理で見えなくする
■窓から日が入っているなど方向や時刻がわかないように撮影する
日の差し込む方向も特定のヒントになります。影などが写らない様にしてください
■自分以外に移っている物で学校などを特定出来る物はうつさない(学校のカバンや制服など)
写真の中に個人情報を特定出来る様な物は写さない
■写真の中に名前や住所、電話番号の入っている書類などが写らないように気を付ける。
明細書や送られてきた段ボールの宛名状などから住所を盗まれることもあります
■住所のかかれた看板や電信柱が写り込んでいないか気を付ける
電信柱に住所は書かれていますし、看板などにも住所や電話番号などが書かれていると近所の特定をされ発見されやすくなります
■景色を使って画像検索で場所を特定されるので自宅付近では景色の撮影しない。
近所の公園やお店で撮影して馴染みの場所と書いていたりすると画像検索で探されます
■窓ガラスやテレビの画面などに個人情報や景色が写り込んでいないか気を付ける。
窓ガラスや鏡、テレビの画面などにうつる物や景色から特定される場合もありますのでうつらないように気を付けて下さい。
4、まとめ
安全の為には、自分に関わる写真はネットで公開しない、SNSは利用しないのが一番安全です。しかし、今は人との交流を深めるのもSNSという方もいますし、芸能人の方はお仕事でもあるのでやめれないですよね。
個人情報の管理はしっかりと、写真をUPする際には、何も特定出来る物が写り込んでいないか?確認してからupしてください。
瞳の中にうつる景色なども、最近は画像編集でぼかしをいれたりもできるので、とにかく自分に関わる情報を特定されないように、気を付けて下さいね