鍵の手口と言えばピッキングやサムターン回し、こじ開けなど様々な物がありますが、今問題になっているのはバンピング!
聞きなれない方も多いと思います。
なぜなら、警察などでも被害は把握しているけれども、 公式には発表されていないからです。
そんな一般的には知られていないバンピングについて今回はご紹介します。
目次
最新の鍵の手口バンピングとはどんな手口?
バンピングの対策は?
まとめ
1、最新の鍵の手口バンピングとはどんな手口?
さて、先ほど、警察では把握はされているけれども、 公式には発表されていない話をしました。それがなぜなのか?
証拠が残らないからです!
ピッキングの場合、耳かきの様な鉄の棒で鍵穴をゴシゴシするので、 結構な傷が残るので、警察官でも人目でわかります
「これはピッキングだっ!」と、
しかし、バンピングの場合、傷跡が残りません。 ですから、戸締り忘れとしか言いようがないのです。
では、そんな傷跡は残らないバンピングとはどんな手口か?
【バンピングというのは】
ディンプリキー対象の手口で、泥棒が、マスターキーの様な物を使用して、 その鍵を差し込んで、少し操作するだけで開錠 鍵を差し込んでの事なのでピッキングの様に傷が無い 後の捜査では特定出来ず、無締りになります。
日本のマンションは、だいたい同じ様な鍵を使用していますので、 バンプキーが10本あれば、日本中の鍵が開錠できると言われています。
そんな悪い開錠手口をだれが考えたんだ!と思われがちですが、
バンピングはアメリカの鍵やさんが使う開錠手法であり、悪いものでは無く、 犯罪者が悪用しているだけです!
この様に、ピッキングよりも簡単に早くあっさり開けられてしまうので、 全くと言っていいほど、傷跡が残らないのです。
その証拠に、警察庁のデータで侵入手口の一番は無締りとなっていますが、 こんなにも多くの人が戸締り忘れをして出掛けますか?
※「合かぎ」…合かぎを使用して施錠をあけるもの。使用した合かぎが窃取、偽造等したものか否かは問わない。 ※「その他の施錠開け」…ピッキング、サムターン回し、合かぎ以外で施錠を開けるもの。 ※「ドア錠破り」…ドアの隙間にバールなどを差し込み、施錠部を強引にこじ開けるもの。 ※ 構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
警察庁住まいる110番より
多い所では、100人いて40人も戸締り忘れ?
そんなことありえません! この中には、間違いなく、バンピングによる被害も含まれています。 皆さんの身近なところでも、バンピングで開錠された被害もあるかもしれません!
3、まとめ
今、殆どの方がご使用のディンプルキーが対象ですが、 何年も前から同じ鍵を使われている方は、 対策されている方も少ないと思います。
勿論、メーカーからはバンピング対策された シリンダーは販売されていますので、鍵の交換をする場合は、 ピッキング、バンピング、サムターン回し、バンピングの対策をされている鍵に交換してください。
なぜなら?「新しい鍵に交換してください」とだけ言って鍵屋さんに交換をお願いすると、鍵屋さんも大量に仕入れたシリンダーがありますので、古いのから使わなければなりません。
まだ、大量にバンピング対策されていないシリンダーを在庫としてお持ちだと、そのシリンダーから交換に使用してきますので、必ずこちらから、
「バンピング対策されている鍵をください」と、伝えて下さい!
または、鍵穴の無い鍵【電子錠】をご使用頂くのが、一番良い鍵の対策になります。
不正操作する鍵穴自体ありませんので、ピッキングやバンピングなどしようがありませんので。
別の日記でも書きましたが、今では電子錠もカードをかざしたり、暗証番号押すだけのタイプであれば、3万円代から工事費込みであります。
最新のスマホを登録してそのまま鍵として使用出来る最新のものではも8万円程です。昔と違って一般のご家庭でも手に届くお値段になりました。
余裕があれば、是非電子錠をお使いください
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