自転車を購入したら防犯登録と自転車保険の契約しないと違法になる?

健康を考えて、自転車でサイクリング程度で楽しむ方や、運動としてトライアスロンに出場などの方も最近増えていますね。しかも、新型コロナウイルスの影響で通勤に電車を使いたくない人が電動自転車などを購入して密にならないように、自転車通勤をしているとNewsなどでも見かけます。健康的でとても良い事だと思うのですが、自転車も車両です。道交法違反などの適用もありますし、交通ルールを守らなければなりません!

最近法律が変わり防犯登録と自転車保険の加入が義務付けられています。自転車を買ったら直ぐに二つとも対応して頂くのが一番て間もなく良いかと。今回は、そんあ義務になった自転車の防犯登録と保険加入についてご紹介します!

 

 

 

目次

 

  1. 自転車防犯登録とは?

  2. 新規・変更・譲渡・抹消等の各種手続き方法

  3. 防犯登録の有効期限

  4. 自転車保険とは?

  5. 自転車保険の補償内容例

  6. 自転車保険の必要性とは?

  7. まとめ

 

1、自転車防犯登録とは?

 

自転車を購入した時に自転車屋さんで、もしくはインターネットなどで登録するもので、登録しておくことで、万が一、自転車が盗まれて乗り捨てられた場合に、自分の登録電話に連絡がきて、自転車が返ってきます。

 

自転車防犯登録制の目的

自転車防犯登録制は、自転車の盗難防止と被害回復の促進を図ることを目的としています。
自転車の防犯登録業務は、「自転車の安全利用の促進及び自転車等駐車対策の総合的推進に関する法律」で、都道府県公安委員会の指定を受けた団体が運営しています。
自転車を保有する方は、保有する自転車の防犯登録が義務付けられていますので防犯登録がお済みでない自転車を保有の方は、速やかに自転車を利用する都道府県での自転車防犯登録をお願いします。

警視庁HPより

 

2、新規・変更・譲渡・抹消等の各種手続き方法

 

簡単なのは購入した店舗でそのまま登録するのが一番早く完了します。

インターネットで購入した場合は、防犯登録時に必要なものを持って「自転車防犯登録所」の看板がある防犯登録所(自転車店・スーパー・ホームセンター等)などで手続きを行って下さい。

 

●防犯登録に必要な物

  • 自転車本体
  • 公的機関発行の身分証明書(運転免許証・健康保険証など)
    外国国籍の方は、外国人登録証明書など
  • 防犯登録料500円(非課税)
  • 自転車の保証書または販売証明書(販売店名・商品名・車体番号が明記されているもの)

 

防犯登録を完了した際に発行・交付される「自転車防犯登録カード(お客様控)」は、住所変更や他人への譲渡、盗難被害の届出、廃車をする場合等に必要となります。無くさない様に大切に保管してください。

 

3、防犯登録の有効期限は?

 

登録した日の翌年から10年間。10年経ったら、更新(新規登録)を行って下さい。

 

そして、防犯登録以外に購入時に忘れてはならないのは、自転車保険です。

こちらも義務となりましたので、購入した時点で加入される事をオススメします。無保険で万が一人身事故を起こし、相手の方が死亡することなどあれば、過去判例でも、1億円近くの賠償金の支払い命令が出ています。子供がおばあさんをはねて死亡させて8000万の支払い命令が出ている判決がありましたが、これを払うのは親となります。大事にならないように、保険は絶対に入っておいてください。自動車を購入して無保険があり得ないのと同じだと思えば良いです。

 

4、自転車保険とは?

 

自転車保険とは、個人賠償責任補償が特約で付く傷害保険または個人賠償責任保険のことです。

万が一自転車に乗っている時に自分が転んでけがをした時の、入院・通院した場合の補償と、誰かにケガを負わせてしまった場合の損害賠償に備えられます。

 

5、自転車保険の補償内容例

 

保険会社によって補償内容は違いますが、良くある補償内容は下記のようになっています。自身の保険内容を確認して足りないなと思う場合は、死亡保険など別に入るなどしなければなりません。

 

●治療費に関する給付金

自転車事故により、被保険者が入院をしたり、手術を受けたりした場合の、入院給付金や手術給付金。
中には、入院を伴わない通院でも、通院給付金を受け取ることができるプランもあります。

●損害賠償責任への補償

自転車は車と同じ車両ですので道交法の対象となります。道交法違反による人身事故などになりますと、自転車事故であっても、被害者にに対して損害賠償責任は多額になります。先ほどもお話しましや様に、過去の判例では1億近い金額だったこともあります。
自転車保険の大半は、個人賠償責任補償がついています。それにより、相手方への損害賠償に対する補償を受けることができるのです。もしついて居ない場合は、プランの見直しを検討することをオススメします。なお、個人賠償責任補償がセットされていない商品・プランもありますので、加入の際には補償内容をご確認ください。

●示談交渉サービス

車で事故した場合には、相手方との交渉は保険会社がしてくれますよね。それと同じ様にこの自転車保険を加入していて事故を起こした場合、被害者との補償の話合いを、加害者である被保険者に代わって保険会社が交渉するサービスです。

●弁護士費用の補償

事故後裁判になる事も考えられます。事故の被害を受け、相手方への損害賠償請求を弁護士に依頼した場合の費用が補償されます・

 

●ロードサービス

自損など突然のトラブルで自力で走行できなくなった場合、自転車を無料搬送するサービス。

 

●車両盗難特約

事故には関係あれませんが自転車保険なので、万が一、自宅自宅ガレージに保管していたロードバイクが盗まれた場合や、ツーリング中に駐車場に停めておいたロードバイクが盗まれた場合など、万一の盗難に遭った場合に、保険金を受け取ることができる特約です。

 

6、自転車保険の必要性とは?

 

新型コロナの影響で、自転車で移動する人も増えましたし、普段より特に子供、学生、通勤では自転車を良く使います。これだけ乗る事が増えたなら、当然、盗難被害に遭ったり、事故を起こしてしまうかもしれません。自分がケガをするのも嫌ですが、他人を巻き込み大けがさせたり死亡させたりする様な事があれば、取り返しがつきません。そんな時にせめてもの賠償をさせて頂くのは当然の事!その為にも保険は絶対に必要です!

義務となった今は、購入したら直ぐに加入するようにしてください。ネットなどでも簡単に加入できますし、安い物は月100円からありますので。

 

 

7、まとめ

 

身近で手軽な乗り物である自転車。誰でもが免許も無く乗る事が出来る為、子供から大人まで幅広く利用されています。いつ事故するかもしれませんし、絶対に保険には加入してください。勿論、防犯登録も今は任意ではなく義務ですので、どちらも購入した時に済ませてくださいね。自分を守る為に必要なものです

 

防犯相談したい。防犯診断、防犯設計、商品の防犯プロデュース、鍵を交換したり、カメラを設置したいなど、何でもご相談くださいね。京師美佳へのご相談はこちら⇓⇓

 

お問い合わせ