逮捕される人と逮捕されない人の違いは?上級国民は逮捕されないのか?

テレビなどをみていて不思議に思った事ある方は、多いのじゃいないでしょうか?

同じ事件や事故で、逮捕されている人と、逮捕されていない人がいる違いに。。。

中には、上級国民などと言葉が流行りましたが、実際はどうなのでしょうか?

今回は、忖度なしで逮捕される人と逮捕されない人の違いをお話します。

 

 

 

目次

 

  1. 逮捕されるのはどんな人?逮捕されないのはどんな人?

  2. 上級国民は逮捕されないって本当の話?

  3. まとめ

 

 

1、逮捕されるのはどんな人?逮捕されないのはどんな人?

 

逮捕される理由は?

犯罪を犯せば逮捕されると誰もが思っていると思います。確かに、大半はそうなりますので、その解釈も間違いではありません。

しかし逮捕は、逃亡しそうな犯人に対して、捜査の為に身柄を拘束するものであり刑罰の一環ではありません。当然悪事として、身柄を拘束した場合は、その後に取り調べが続きますが、その取り調べに耐えうる体力がない場合は、逮捕を待とうっていうことなんです。

なぜか?と言いますと、拘留には時間制限があるからです

逮捕した場合は送検するかどうかを逮捕から48時間以内に判断して送検しなければなりません。更にそこから交流延長が認められれば、原則10日以内として取り調べが続きます。延長されても20日以内に起訴・不起訴を決定するための捜査を尽くす必要があります。

しかし、病院で入院していて治療が必要な状態やそもそも意識がないなどになると、その時間が無駄に過ぎてしまうので取り調べも十分に行えないというのが一番の理由です。

逮捕をされる人を簡単にいうと、元気で取り調べにも応じる体力があり、逃走や証拠隠滅の恐れのある者!

逮捕する際には、逮捕の理由(被疑者が罪を犯したと疑うに足りる相当な理由)に加えて、逮捕の必要性(逃亡するおそれや犯罪の証拠を隠滅するおそれがあること)が認められなくては逮捕できないのです。

 

 

逮捕されない理由は?

その逆で、罪を犯しているのに逮捕されない人はどんな人なのか?

例えば、容疑者も犯行の際にケガをして意識がなく入院しているとなると、取り調べできる状態ではありませんので、回復を待って、事情が聴ける状態になってから逮捕するとなって、直ぐに逮捕されることはありません。

京アニに放火して多くの命を奪った犯人も、半年は病院に入院して火傷治療を受けておりましたので、直ぐには逮捕されませんでした。

逮捕されない人を簡単にいうと、犯行を認めていて、入院中などで逃げれない逃げる意思もなく、証拠隠滅もしない人という風になります

容疑者は取り調べ以外の時間は、拘置所や留置所等の刑事施設に拘禁されますが、医療設備が必要などの病状では、そこにはいられないですよね。程度が軽い様でしたら、逮捕されずにそのまま病室で取り調べを受けたり、または、通いで取り調べをうけるということもありますね。

ケガ人だけではなく、高齢者などで留置に耐えられないような病弱であるとかも、同じ様に通いで取り調べをうけて自宅に帰るなどもありますね。可愛い母子を車で引き殺した高齢の男性も逮捕されていない事に許せない!と、署名まで集まりましたよね。

 

2、上級国民は逮捕されないって本当の話?

東池袋自動車暴走死傷事故‎の際にネット上などで話題になった上級国民という言葉、実際に、あれだけの死亡事故を起こしていて、逮捕されずに普通に生活をしているのは?違和感でしかないですよね。

その後に起きた別の人身事故で同年齢の男性が逮捕拘束されていたのをみて、この違いは?って、絶対にみんなが思ったと思います。

 

【上級国民とは】

一般国民とは違う上級の国民を表す[1]、ネット上などで用いられている俗語[2][3]である。「エリート」 (the elite) の訳語として、「上流階級」・「選良」と同じく辞典に記載されている。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

【上級国民と呼ばれる人の特徴】

 

  1. 高所得な人
  2. 政治家、大企業や官公庁で働いている人
  3. 多額の資産がある人
  4. 地位名誉があり社会的な影響力がある人
  5. 国から勲章を授与されている人

 

この条件に、東池袋自動車暴走死傷事故の容疑者も当てはまりますね。だからこそ、上級国民は逮捕されないのか?という話になったのだと思います。

関係無い事は無いと思いますよ!忖度されたのだと思います。しかし、ある程度冷静に判断すると、入院中などは当然逮捕されなかったのは当然のことでした。逃げる可能性もなく、取り調べに耐えられない状況でしたらから。

ただ、今は普通に歩いて取り調べにも向かえるのになぜ?って思っていますよね。正直。

 

3、まとめ

罪をおかしたら逮捕されるというのは間違いではなりません。しかしそれには、逮捕理由(被疑者が罪を犯したと疑うに足りる相当な理由)に加えて、逮捕の必要性(逃亡するおそれや犯罪の証拠を隠滅するおそれがあること)が必要で、当たらなければ逮捕されることはありません。それは、万人に共通です。

それに当たるのに逮捕されないのはなぜ?って思うのも、共通認識かと思います。上級国民だから?など色々理由はあると思いますが、その様なことも絶対ないとは思えないですね。

 

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