ひったくりの被害に遭わない為の8ヶ条

力の弱いお年寄りや女性を狙った卑劣な犯罪のひったくり!

許せない犯罪の一つですが、許せないだけではなく命の危険もあり! 実際に、荷物を離さなかったことでひっぱられて転倒して死亡したお年寄りもいらっしゃいました。

出来れば被害に遭わずにすむためには幾つかの注意点があります。 今回は、そんな卑劣な犯罪の一つであるひったくりの対策などについてご紹介します!

 

ひったくり

 

目次

 

  1. ひったくりの被害状況や事例

  2. ひったくりの被害に遭わない為の8か条

  3. ひったくりの被害に遭ってしまったらやるべきことは?

  4. まとめ

 

1、ひったくりの被害状況や事例

ひったくりは警視庁のデーターによると、午後6時から午後10時に犯行が行われる事が多く、ピークは午後9時。 しかし、昼夜問わず犯行は行われているので、外出時は常に注意が必要です。   ひったくり被害時間

(警視庁生活安全総務課手集計)  

ひったくりの発生状況(平成30年中)

都内における発生状況の推移

平成30年中のひったくりの発生件数は262件で、前年と比べ-120件(31.4パーセント)と大幅に減少しましたが依然として発生が後を絶たず、十分注意することが必要です。 (警視庁生活安全総務課手集計)
ひったくり認知件数
(警視庁生活安全総務課手集計)

曜日別発生状況

平成30年中のひったくりは、水曜日に多く発生していますが、大幅に多い訳ではなく、各曜日ほぼ均等に発生しているので、曜日に関係なく用心することが必要です。 ひったくりの多い曜日
(警視庁生活安全総務課手集計)

 

ひったくり被害は7割は女性となっており、60歳以上の女性の被害が多くなっています。しかし、若い女性も、ブランドバックなどインターネットで換金しやすい物を持っている為狙われやすくなっています。抵抗力の弱い女性を狙っていることは間違いありません。 ですが、男性も、金融機関などから出てきたところを狙われる場合があり注意するべき点は同じです。  

 

2、ひったくりの被害に遭わない為の8ヶ条

 

●徒歩の場合は太い紐のショルダーバックを斜めがけに!

斜め掛けにすることは良い事ですが、紐の細い物だと暗いと見えにくく、バックを引っ張られてしまう事もあり、そうなるの自分も引っ張られて大けがをする事もあります。斜め掛けする時には紐の太い物にしてください。

●ハンドバックは車道と反対側に持ち、出来れば胸の前で抱える!

車やバイクでひったくりする犯人が多く車道と反対側に荷物を持つ事で被害に遭いにくくなります。ハンドバックの場合は出来れば胸の前で抱えると身体からも直ぐに外れてケガもしないし後ろから見えにくいのでひったくりの被害にも遭いにくくなります。

●音楽聴きながら、携帯で話しながらなどながら行動をしない!

ながら行動をしていると注意力散漫になり後ろから近づく犯人に気が付かず被害に遭いやすくなります

●暗く人通りの少ない道路は通らない!

遠回りでも広く明るい道を歩く方が安心です。

●ガードレール内を歩く

車やバイクではガードレール内側を通ることは難しく被害に遭いにくくなりますのでガードレール内側を歩いてください

●スマホは手に持ちいつでも110番など出来る様に表示しておく

話ながら歩くのはダメですが、110番を表示するなどしていつでもかけれるようにして手に持ち歩く事は問題ありません。

●バイクの音が後方から聞こえたら一度止まる

後ろから来たバイクにひったくられる事が多いので、バイクの音が聞こえたら壁に沿ってたち通り過ぎるのを待ってから歩く方が安全です

●自転車には、防犯用のネットを取り付ける!

100円ショップにもある自転車のカゴにつける防犯用のネットを必ず設置してください。  

 

3、ひったくりの被害に遭ってしまったらやるべきことは?

  ひったくり

 

■無理に追いかけたりもせず荷物も直ぐに離す

まずは、身の安全を確保してください。荷物はまたお金で何とかなりますが、命を失うと取り戻すことはできません。荷物は直ぐに手を放してケガをしない様に行動してください

■すぐに、大声をあげて周囲に知らせる!

周りに被害が有ったことを知らせて助けを求めて下さい

■犯人の特徴を覚え直ぐに110番!!

バイクや服装の色やナンバー、顔、髪型、などを記憶して110番通報を速やかに行う。

■犯人の逃走方向を確認する

どちらの方向に逃げたのかも捜査で有効な情報です。相手が向かう方向も覚えておいてください

■余裕があれば写真を撮影する

スマホや携帯で余裕があれば相手の写真を撮影して通報時に警察に提出する。逮捕されやすくなります。

■ひったくり防止アラームを使用する

ネットなどで購入できるひったくりアラームを使用すると、自分からバックが決められた距離離れるとアラームがあります。アラームが鳴り続ける荷物を抱えて逃げるほど犯人は余裕ありませんので捨てられて未遂で終わることもあります。

 

 

 

4、まとめ

ひったくりの被害にあったらまずは荷物を諦めて、身の安全を確保すること!無理に取り返そうとして転び、大けがをしたり、亡くなられる方もいらっしゃいます。 勿論大切な荷物やお金ですが、命が一番大事です!荷物は直ぐに離して相手の特徴を覚える事を一番にしてください。 そして速やかに110番通報を行い伝える。その行動が一番荷物を取り返せる方法です。その前に、日頃はひったくりアラームを利用するなどして被害に遭わない様にしてくださいね

 

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